「Project Morpheus」体験会で確認できたデモをレポート (4G)

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 2015-07-22 23.34.21

 

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目の前にいる女の子の“存在感”に驚く「サマーレッスン」

 最後はバンダイナムコエンターテインメントの技術デモSummer Lesson 2015 E3 Demoだ。これは,原田勝弘氏率いる鉄拳チームが手掛ける「サマーレッスン」のE3 2015向けバージョンで,昨年のデモ第1弾とは違うキャラクターが登場し,彼女との夏のひとときを体験することになる。

 デモがスタートして目の前に広がるのは,夏の海と太陽に照らされたひまわり。そして日本家屋の縁側で,アメリカからホームステイに来ているミュージシャ ンがギターを弾いているという,ちょっとミスマッチな光景だ。こちらに気付いた彼女は,アリソンと名乗って自己紹介。話を聞くと,プレイヤーはアリソンに 日本語を教える先生という立場のようだ。

 今回のデモは,話しかけてくるアリソンとのコミュニケーションを楽しめる内容で,プレイヤーが行える操作は,彼女からの問いかけに対して首を縦か横に振 り「YES」「NO」を答えたり,「教科書を見てほしい」と言われたときに指定された場所へ視線を合わせたりといった,受け身の動作が中心だ。 DUALSHOCK 4などの入力デバイスも使用しないので,会話中にこちらから行えるアクションというと,視線を動かして好きなところを見たり顔を寄せたりする,ぐらいだろ うか。

 さて,「VRで女の子とコミュニケーション」となると,やはり期待するのはその現実感,存在感だろう。プレイヤーが「そのキャラクターと同じ空間にいる」という感覚が得られるかどうかが,もっとも重要な要素であることは間違いない。
 その点で,サマーレッスンはどうなのかというと……「同じ空間どころか,アリソンが本当に目の前にいる気がしてくる」

 

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 というのも,とにかくアリソンの動作が自然なのだ。アリソンは会話中,プレイヤーの周りを動き回ったり,ころころと表情を変えたりするのだが,そこに まったく違和感がない。また,HMDを装着しているので,得られる視覚情報は完全にサマーレッスンの世界のみ。そのため,目の前にいるバーチャルなキャラ クターであるアリソンを,現実の人間のように錯覚してしまうのである。
 「大げさな」と思われるかもしれないが,別に原稿執筆にあたって誇張しているわけではなく,実際に筆者は,現実の人間と会話しているような反応を返して しまったのだ。例えば,最初の自己紹介のシーンでは,アリソンが右手を差し出してくるのだが,握り返せるわけがないのに,つい自分も握手しようと右手を出 してしまった。また,アリソンが話しかけてきたあとに自然な“間”があるので,つい応答しようと声が漏れてしまう。

 さらに驚いたのが,視線を動かして好きなところを見ることは可能と述べたが,実際は話しかけてくる最中,それをする気にならないということ。「人間が話 しかけてきている」という感覚があり,どうしてもアリソンの目を見て話を聞いてしまうのだ。これをただのデモだと考えれば,例えば必要以上に近づいたり, あえてそっぽを向いたりして反応を探るといったこともできるはずなのだが,これがどうにも,意識して……というか,デモだと割り切ってやらないと難しい。 筆者は,すっかりアリソンを現実の人間と誤認してしまっているわけだ。
 原田氏は,6月5日に行った講演で,「サマーレッスンではおそらく85%以上の人が初見から3回くらいのプレイでは『緊張してまったくなにもできなかった』」と述べていたが,納得のいく話である。
 サマーレッスンからは,VRキャラクターの存在感の凄まじさを感じられた。今後MorpheusなどのVR対応HMDが普及し,こういったタイトルが増えたらどうなるのかを考えると,非常に楽しみである。

 

早く体験したいー

 

これ ↓ も行ってみないと。たかーい。

ユナイテッド・シネマ、体感型シアター「4DX」を札幌にも導入へ–2015年夏にオープン

http://japan.cnet.com/entertainment/35064745/

 

 


少女の“存在感”に驚く「サマーレッスン」や,怖すぎて目を閉じたくなる「Kitchen」など,「Project Morpheus」体験会で確認できたデモをレポート
http://www.4gamer.net/games/251/G025118/20150722070/

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