エイプリルフールだよ

重いよ。 でも読んでほしい。

 

先日、朝から実家の母から電話がきて、父がさっきまで普通に話せたのに、急に話せなくなったので

脳梗塞を疑い、すぐに病院へ連れていき、今は診察中との事だった。

自分の名前もいえず、かなり深刻のようだったけど、CTでは何も映らず。

 

高感度CT(コンピュータ断層撮影):発症直後2-3時間以内の検査では病変部位の診断が難しい。3時間以上立てば診断可能となる。特に発 症直後は頻回に撮って比較する事が重要。(梗塞部位の正確な診断と広がりの程度、浮腫の進行の程度など) 普通のCTでは脳梗塞発症後12時間程度経過し ないと梗塞の事実が判別できない。

MRI(磁気共鳴画像装置)やMRA(脳血管撮影):CTより早く病変を見つけられるので早期に治療に移れる。特殊な撮影法を使用すれば、発症後1時間後には梗塞巣を見つける事も可能。

 

ただ、脳梗塞の疑いがあるので(MRIは・・?)
専門の病院を紹介してもらい、札幌の病院(およそ2時間の距離)に移動することに。

 

この時、ドクターヘリか、救急車で移動すると思っていたら、

看護師に「救急車はタクシーがわりに使えません」と言われ、それに医者も同調したらしい。

(ちなみに田舎の病院とはいえ地域でも代表的な厚生病院)

そのため自家用車での移動となったわけだけど・・・

 

脳梗塞は、発症してから4時間30分以内に、処置すると脳への影響を少なくできる。

 

だけど

 

・救急車が使えなかった

・入院の支度などをしていて時間をロスしてしまった

・1時間の距離にも専門病院があったけど、子供がいる札幌の病院を選択してしまった

・日曜ということもあり、道が混んでいた。

・移動先の病院も混み合っていた。

 

 

いろいろな要因が重なり、時間のロスが大きかった結果、

 

2016-04-01-21.27.05

 

残念ながら、左脳に深刻な影響がでてしまい、失語症になってしまった。

話せない、文字がかけない、文字が理解できない。重い障害が残ってしまった。

家族の顔はわかるけど、家族の名前が書けない。

母や子供の名前は一部書けるけど、

おいらの名前は一文字も書けなくて、「あー、うーん」悩む父。

一生懸命に書こうとしている父の姿を見て泣けてきた。

 

もう少し、早く移動していれば・・

もう少し、的確なアドバイスをしていれば・・

と悔やんでも悔やみきれない。母もつらそうだ。

 

救急車をタクシー代わりに使う人がいて社会問題になっているけど、

自分の名前もいえず、何も返事ができない、顔の半分が歪んでいる、虚ろな目をした患者に対して

「救急車をタクシーがわりに使えない」とはどういうことだろう。

しかも、その看護師は以前からの顔見知りで、本当に憤っている。

 

その時は選択肢はないと思っていたけど、

それでも一度家に帰って再度、電話がきた時、救急車を呼ぶように言うべきだった。

 

こういった事は書きたくなかった。

でも、ここを見てくれる人たちには知っておいてほしかった。

家族を守るために。

まわりも脳梗塞を疑っておいて救急車を使わせないなんてとんでもないという。

専門医も、この症状ならCTにでていなくても救急車でも問題はなかったという。

でもこういう結果になってしまった。

自分も冷静なつもりでいても、思慮が足りなかった。

救急車が使えない=緊急性がないと勝手に思っていた部分も正直あった。

 

もし家族になにかあれば、すぐに救急車を要請すべきだ。

医者や看護師がなんと言おうと、できることに最善を尽くすべきだ。

恥ずかしいとか常識とか、そんなもんはクソ食らえだ。

 

 

幸いにも身体への影響はなく、リハビリも精力的にこなしている。

おいらの名前も書けるようになった。

昨日は、ぶどうの炭酸が飲みたいらしく、筆記でもわからなかったので

絵を書いてもらったんだけど、これがヘタで(もともとヘタ?)で2人で笑ったりした。

 

これからは家族でサポートしていきたい。

 

というわけで エイプリルフールでしたー・・

 

家族を大切にな!

 

nokosoku2

 

脳梗塞の予防と治療
http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/noukosoku.html

 

 

 

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